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学科ブログ

SCHOOL BLOG
2017.02.21

【看護学科】車いすダンスの発表会

看護学科の学生が先月より,保健体育の授業にて練習をしてきた「車いすダンス」

本日,発表会兼試験が行われました

そもそも,,,車いすダンスとは?

イギリスで約60年前に車いす同士で踊るデュオ方式で発足。その後、ドイツのミュンヘン工科大学の“ゲートルート・クロムフォルツ教授”が健常者と障害を持った人が一緒に踊るコンビスタイルを考案・普及させました。
車いすに乗っている方と、健常者とがペアを組んでの社交ダンスや、レクレーションとしてのダンスを踊ります。車いすに乗っている方を,ウィルチェア・ドライバー立ち役の健常者を,スタンディング・パートナーと呼びます。

日本では、JBDF(日本ボールルームダンス連盟)の四本信子氏(現日本車いすダンススポーツ連盟理事長)1991年にオランダ・ドイツに留学・習得して伝え、1992年に日本車いすダンス研究会が発足しました。
老若男女を問わず、広く親しまれている社交ダンスと同様、スタンダード5種目(ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、ウィンナーワルツ、クイックステップ)、ラテンアメリカン5種目(ルンバ、サンバ、チャチャチャ、パソドブレ、ジャイブ)の計10種目で踊ることができます。

(出典:http://jwdsf.official.jp/jwdsf.html#DANCE NPO法人 日本車いすダンススポーツ連盟)

ダンス教室の先生にお越し頂き,今まで指導をしてもらった成果を発表

どのチームも同じ課題曲であるものの,それぞれが考えた構成やテーマを持って取り組んでいました

演技中の笑顔を意識したチーム,曲のメロディーではなく,歌詞に着目しダンスの構成を考えたチーム等みんな,それぞれの個性がしっかり出せていたんじゃないでしょうか

この授業を通して,車いすの機能や使い方の理解はもちろん 何事も笑顔で取り組む姿勢や,チームで一つのものを作り上げる達成感も一緒に学べたんじゃないでしょうか