1 日本歯科技工学会 第34回学術大会 に参加
9月15・16日(土・日)に岡山コンベンションセンター ママカリフォーラム(岡山県岡山市)で開催された学会に、2年生16名、1年生20名が自主参加しました。大会メインテーマは『歯科医療におけるパラダイムシフトと歯科技工』、歯科技工界も発想の転換が必要。
1年生には初めての学会体験で内容的には難しいようでしたが、技工業界最大の学術大会及びデンタルショーを体験し、職業理解には良い経験でした。「テクニカルコンテスト」には本校2年生が3名挑戦し、全国レベルの技工技術に触れ大いに刺激をうけました。
2 【ウイリーゲラー臨床実習コース】の見学 歯科技工士が集う「東日本大震災復興支援チャリティ講演会」主催
9月16日(日)早朝に岡山駅を出発した学生6名は、岡山学会の次の目的地、東京・秋葉原にむかいました。目的は世界的に有名な歯科技工士(Will Geller)の実習会の見学です。
この「ウイリー ゲラー臨床実習コース」は、参加費用15万円。全国から審美技工を得意とする歯科技工士が参加、歯科医師の立会いのもと実際の患者の症例を製作する2日間コースです。 無謀にも2年生の学生が無料で聴講したいと電話をし一度は断られましたが、熱心な学生達のためと主催者のご配慮により、患者への試適時に30分の聴講が許された次第です。
実際には、ウイリーゲラー氏のご厚意により約4時間の滞在となり、ウイリーゲラー氏の歯科技工の世界を堪能しました。
3 「チャリティ講演会」に参加 歯科技工士が集う「東日本大震災復興支援チャリティ講演会」主催
前日の秋葉原に続き、この学生6名は翌日9月17日(月/祝日)に「すみだリバーサイドホール」で開催された講演会に参加しました。
10:15~ 遠藤淳吾氏:「歯肉色ポーセレンを使用したインプラント補綴における審美回復とその実際」
11:15~ 湯浅直人氏:「Fusion with Nature」
12:15~ 木下勝喜氏:「歯科技工士による災害支援活動の課題と可能性」
13:15~ 山本 眞氏:「ジルコニアセラミックス材料の再考」
14:15~ Willi Geller:「NON INVASTORATION」
※ 9月三連休「学びの旅」本当にお疲れ様でした。最後は夜行バスで松山に早朝帰着し、授業に出席。さすがに疲れが顔に出ていましたね。
このような前向きな若者がいる限り、愛媛の歯科技工士の未来は明るいでしょう。将来に不安や不満をいう人たちもいますが、後ろ向きに考えるより、まず行動することで新しい出会い・発見があります。私はこの行動力を応援したいと思います。