理学療法学科です。
国家資格取得に向けての関門として,勉強やテストはもちろんですが,臨床実習があります。
臨床実習とは,簡単に説明すると実際に病院や施設で患者様に学校で学んだ技術を用いて,検査,治療をさせていただく事です。
学生にとって,この実習が非常に大きな試練となっています。
学生同士で腕や足の長さ,筋力,バランスなどなど放課後に何度も繰り返し練習しています。
しかし,学生同士では正常な値でしか検査測定が出来ないため,いざ実習に出ると戸惑うことが多いのが現状でした。
そこで,今年の後期から新しい取り組みとして,地域の高齢者に協力いただき,無理の無い範囲で検査協力者として
学校へ来ていただけることになりました。
初回は,お互い緊張するので挨拶も含めて,問診を行いました。
お互い緊張感も薄れたところで,2時間目に身体計測を実施しました。
全員が緊張感を持って取り組めており,非常に有意義な実習ができました。
終了後には,痛すぎた,いや優しすぎたなど様々なアドバイスをいただき,臨床の難しさを改めて
理解することが出来ました。
臨床実習に向けて,一致団結して頑張っています!