ある資格試験の模擬試験を,多くの学生が任意で実施している風景です。
理学療法学科2年生は,毎年住環境コーディネーター2級の試験をこの時期に受験します。
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対し住環境を提案し,医療・福祉・建築について体系的に幅広い知識を身に付け、各種の専門家と連携をとりながら適切な住宅改修プランを提示できるようになる資格です。
理学療法士になるための必須資格ではありませんが,専門的な知識を習得し,将来幅広い理学療法士になるための準備としての受験します。
皆,数ヶ月前から毎日放課後小テストを実施し,週末には模擬試験に取り組んできました。
任意での参加ではありましたが,直前の週末には,驚くほど多くの学生が参加し,合格基準の70%を上回り,笑顔を見せる学生も多く見られました。
何よりも素晴らしいのは,任意で模擬試験を受験し,受験後も間違えた所をその場で確認し理解していた所です。このようなことは,教員が簡単に教えられることではありません。多くの学生は,点数に一喜一憂することがほとんどですから。
この姿を見て,例年よりも多くの学生が合格すると確信できました。ついに本日,試験当日です。頑張って下さいね!