障がい者スポーツに携わる理学療法士として
済生会 西条病院 老人保健施設いしづち苑に
勤める木俵拓夢先生にお越しいただきました
今回の授業は「確かな学力の定着と向上を目指して」
愛媛県教育委員会における取組で実施しています
木俵さんがこれまでに経験してきたパラスポーツ大会
での様子や選手との関わり方など実体験を踏まえて
お話ししてくださいました
「障がい者スポーツ」と一口に行っても障がいの区分や
程度はそれぞれ異なります大会の会場に移動する際に
使用するバスについても、車いすのまま乗れるバスを
手配したほうが負担が少ないなど、選手が自身の機能を
どのぐらい使うことができるか考え、判断し、提案・手配
しているとお話ししてくれましたその他にも、
宿泊・競技場での装具の着脱介助、宿舎でのシャワー浴介助、
骨折部へのアイシングなど障がい者スポーツに携わる
理学療法士さんのお仕事は幅広いですね!!
また、実際の競技の動画をたくさん用意してくださり
分かりやすく障がい者スポーツについて理解を
深めることができました
学生も真剣な表情で聞き入っていましたよ
また、障がいの区分(肢体不自由・視覚障害・聴覚障害・
内部障害 等)によって参加可能な個人競技と団体競技が
決まっているため教えていただきました
理学療法士として多くの患者さんのリハビリを
担当していく中で、スポーツに挑戦したいと相談を
受けることもあると思います障がい者スポーツの
知識を深め、患者さんに合うスポーツを提案、関わって
いけるような理学療法士を目指したいですね
そのためには患者さんがどのぐらい動かすことが
できるか、姿勢・動作の評価が大切
理学療法士に必要な知識・技術+障がい者スポーツの知識
をどんどん深めていきましょう