自宅で過ごす時間が多くなっていますね。
不活動は、さまざまな慢性疾患のリスクを高めます。
自宅にいてもできるだけ活動的に過ごすことが大切です?。
今までしてこなかった運動を始めるのも1つですし、
何気ない動作にトレーニングの要素を取り入れるのも1つの考え方です。
(安全で効率的なスクワットの方法をご紹介しました、ぜひご覧ください)
しかし、今回は敢えて読書をおすすめします!?
今回おすすめする本は、大野晋の『日本語練習帳』という新書です?。
早速ですが「考える」と「思う」の違いを述べられますか?
考え込む、思い込むとは言いますが、使われ方が違います。
また、今日の献立を考えるとは言えても、今日の献立を思うとは言いません。
「練習帳」という題名のとおり、著者の様々な問いに対して悩み、
答えを考えるうちに「言葉に敏感になる」感覚が身についてくる気がしました?。
私たちは、思考する時にも意思疎通する時にも日本語を使います。
情報が洪水のように流れる昨今です。
COVID-19が拡大してからは、その傾向が強くなった感があります。
思考や意思疎通までも、洪水の様に流れてしまってはよくありません。
だからこそ、長い年月をかけて培われた日本語の歴史や奥深さについて、
この機会に思いを馳せてみませんか??
理学療法学科の学生にも読んでもらいたい1冊です。