「日常動作支援の専門家」

「日常動作支援の専門家」
作業療法士は、障がいや病気によって日常生活に支障をきたしている人々に対して、生活機能の回復や維持、向上を目指すリハビリテーション専門職です。需要が高まっている一方、まだまだ人材は不足している状況です。
作業療法士は、障がいや病気によって日常生活に支障をきたしている人々に対して、生活機能の回復や維持、向上を目指すリハビリテーション専門職です。需要が高まっている一方、まだまだ人材は不足している状況です。
日常生活をスムーズに送るための支援を行うリハビリテーション職。「基本動作」の延長である「応用的動作」のリハビリテーションを行うお仕事です。また心の病に対しても治療を行うというのが、理学療法士にはない作業療法士の特徴です。
“指を動かす・食事をする・入浴をする・料理を作れるようになる”などといった(作業)、日常生活を送る上で必要な機能回復をサポートします。
患者さんの趣味・嗜好を考慮しながら、応用動作ができるようリハビリ・サポートすることで、機能回復に加えて、患者さんが生き生きと生活していけるよう精神面(こころ)のサポートまで行う役割を担っています。
リハビリ系で進路を考えている方は「理学療法士」「作業療法士」で迷う人も多いはずです。いずれも、病院や施設など、医療~福祉の分野で幅広く活躍するリハビリテーション職ですが、違いをはっきり知っている人は少ないですよね・・・。
こちらの記事では「理学」「作業」それぞれどんな事をしているのか、どのような違いがあるのか、それぞれの役割を紹介しています。
5年連続(入学年度生実績)
豊富な経験と確かな実績を持つ教員が一人ひとりの能力に応じてサポートし、自信を持って学び続けることができる環境を整えています。
障がい者スポーツや愛媛マラソンなどのボランティア活動、その他社会活動への参加を通して、豊富な現場適応力や社会経験を積むことができます。
授業で学ぶだけではなく、放課後デイや特別支援学校などの見学を通した体験型学習を取り入れ、一歩踏み込んだ理解と経験を培える工夫をしています。
1年次から無理のない国家試験対策を導入しており、全国でも数少ない合格率100%を達成し続けています。(令和6年12月現在)
社会的ニーズの大変多い作業療法士。有効求人倍率が60倍以上と圧倒的な求人量があるため、確実なキャリア形成が可能です。
基礎医学を学び、作業療法士の業務・役割を理解します。また専門知識や技術を学び、作業療法士として必要なコミュニケーション能力を磨きます。
解剖学・生理学・運動学などの基礎医学を通して、医療人に必要な基礎知識をしっかりと身につけます。また、挨拶や礼儀といった社会人として必須である基本事項に加え、体調管理や自己コントロールのスキルも習得します。これらにより専門職への第一歩を力強く踏み出せる基盤を築きます。
臨床医学と作業療法治療学を通して、作業療法を科学的観点から探求し、各領域や疾患に対応する実践力を身につけます。理論と現場を結びつける応用力を養い、プロとして活躍するための能力と自信を身につけます。また、医療人としての心構えやプロフェッショナリズムを深め、絶え間なく成長し続ける姿勢を醸成します。
臨床実習を通して、エビデンスに基づいた作業療法の実践力を養います。臨床思考能力を磨くことによりリハビリの専門家としての能力と自信を確立します。また、国家試験対策の総仕上げをしつつ、卒業後の活躍を見据えた探求心や姿勢、知識、技術、コミュニケーション力のさらなる向上を図ります。
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
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1限目 9:10~10:40 |
運動学 | 解剖学 | リハビリテーション概論 | 作業療法概論 | 生理学 |
2限目 10:50~12:20 |
運動学 | 解剖学 | 公衆衛生学 | 作業療法概論 | 解剖学演習 |
3限目 13:10~14:40 |
生物学 | 社会学 | リハビリテーション医学 | 基礎作業療法セミナー | 情報科学 |
4限目 14:50~16:20 |
基礎作業学 | 基礎作業学演習Ⅰ | 基礎医学セミナー | 基礎作業学演習Ⅱ | 医学英会話 |
※横にスクロールできます。
治療的レクリエーションを体験しながら、実施による効果、患者さんへの指導法、プログラム立案方法などを学びます。
発達障がいを持つ人々が抱える課題を理解し、感覚統合や作業活動を通じて自立と適応を支援します。
実習で担当した症例の発表を行い他者から意見を受けることで改善点や新たな視点を発見し、クラス内で臨床経験の共有を行います。
人体を構成している骨・筋肉・神経・内臓などを中心に、各器官および組織について学びます。
身体機能や運動能力の低下による活動制限や生活課題に対し、作業や治療を通じて、日常生活動作や社会参加の回復を目指します。
実習を通じて学内で学んだ知識と技術を定着させ、実践力を身につけていきます。
5年連続(入学年度生実績)
作業療法士の国家資格があれば、「介護」、「福祉」、「リハビリ」、「教育」分野で患者・入所者の生活改善を担うスペシャリストになれる!
病気やケガで心身に障害を負った患者に作業療法を施し、社会復帰できるようにします。
体が不自由なお年寄りや障がい者のご家族に、住環境の整備や福祉用具の指導などを行います。
介助が必要な入所者に対して、作業療法による治療・リハビリを施し、機能改善を目指します。
発達障害をもつ子どもに遊びや作業活動などを通して、発達に必要な情報・体験を積み重ね、社会適応能力を高める支援を行います。
足をけがした時にリハビリの先生に診てもらったことがきっかけで作業療法士を目指すようになりました。クラスメイトとの仲も良好で、先生方が学校生活をスムーズに進められるようサポートしてくれています。現在は進む分野を模索中ですが、様々な課外授業やこれからはじまる実習地での経験を参考にして、多くの人を笑顔にできる作業療法士を目指します。
高校時代に部活でケガをし、リハビリを受けたことがきっかけで作業療法士に興味を持ちました。実際にオープンキャンパスで先輩方の話を聞いて入学を決めました。入学後は勉強の習慣がつき、特に自分で考えて学ぶことが増えました。学校生活は楽しく、毎日が充実しています。将来は、どんな患者さんにも心から寄り添い、信頼される作業療法士になりたいです。
荻山 昂己さん(松山北高校出身/社会人入学)
急性期病棟の患者さんのリハビリを他の医療職と連携しながら実施しています。回復する過程において重要な時期に関われることにやりがいを感じ、患者さんのできることが増えていく姿を見ると達成感があります。学生時代に学んだことが現場で活かされていると感じていますが、さらに疾患への知識を深めさまざまな経験を積むことで柔軟な対応ができるようになりたいです。
加藤 美法さん(新田高校出身)
入院されている患者さんに対し退院後も安心して生活していけるように、動作指導、日常生活動作の練習、福祉用具の選定、住環境の整備などを行っています。それぞれの患者さんの生活背景を踏まえた作業療法を進めていき、無事に退院されることにとてもやりがいを感じています。また患者さんの多くは人生の先輩であるため、作業療法を通じて関わる中で為になる話や興味深い話を聞けることも魅力に感じています。現在、作業療法のスペシャリストに与えられる「認定作業療法士」の取得を目指しています。道のりは長いですが、スキルアップできるよう頑張ります。
病院や施設等で使用する平行棒・階段・トレーニング機器による身体機能回復を練習します。
作業療法で行われる木工や金工などの創作活動を体験し、リハビリ効果や指導方法を学びます。
革細工、タイルモザイク制作などを通じてモノづくりの喜びや 楽しさを学びます。
一般家庭の部屋やキッチン・トイレ・浴室などの生活空間を再現した教室で日常動作訓練を修得します。
専門書籍1万冊以上を収蔵し、研究・調査だけでなく、自習スペースとして利用できます。
ランチや放課後の学習に利用できるスペースです。
実際に校舎の実習室・教室など、設備・施設を見学して、学校のイメージをふくらませよう!
在校生スタッフもいるので、キャンパスライフや授業の雰囲気など、皆の気になることを何でも聞けます!
お忙しい方は平日夜・休日の個別相談をご利用ください。