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学科ブログ

SCHOOL BLOG
2025.12.04看護学科

【看護学科】災害看護演習🚑

こんにちは📸河原医療大学校です!

看護学科3年生が、松山赤十字病院から専門の看護師2人を講師に招いて、

救護活動の演習を行いました!

授業の前半では、三角巾やタオルなどを用いた応急処置について学びます。

 

 

タオルと副子を用いて、応急処置を施します。

副子は、損傷のある関節を覆う長さのものを、タオルは、副子が平行になるように、

厚みを調節するように添えます。これが中々難しそう💦


そして後半ではいよいよ、要救助者チームと救護チームに分かれて演習を行います🙋‍♂️

前半の授業で学んだ内容を生かし、演習に臨みました💪

▼要救助者チーム🏥

(作り物ですが、リアルなケガの状態を再現しています。苦手な人はこの先はご注意ください)

怪我の状態を再現するため、装具を身に着けます。

1人1人、ケガの度合いだけでなく、性別、年齢、家族などの設定が付与されています。

 


▼救急チーム⛑️

一方、救護チームは、各エリアの配置や人数、記録係の動きなど、現場を回す作戦を立てます。

 

避難所までの動線など、様々なことを考慮しながら、エリアの配置を決めます。

 

準備が整ったら、いよいよ演習開始です!

 

次々にけが人が救護所を訪れます。

中には、災害の恐怖によって精神的に不安定な方や、家族とはぐれてしまった方などもいます💦

そんな中、救護チームは、可能な限り1人1人に寄り添い、声を掛け続けていました。

 

患者の状態を迅速に評価し、治療の優先順位を決定することを「トリアージ」と言います。

特に、医療資源が限られた災害現場では重要視されています。

救護所入口すぐの場所でトリアージを行い、必要な治療の程度を判断し、各エリアに搬送します。

 

搬送されたのちに、時間経過によって状態が変化することも考えられるため、

各エリアにて二次トリアージを行います。

 

  

一通り終了したら、振り返りです。

2回目の演習は、チームの役割を入れ替えて行います。

自分たちが要救助者として経験したことを踏まえ、各エリアの人数や場所について再び策を講じます。

演習ではありましたが、緊迫感がこちらまで伝わってきました!

災害は突然やってくるものです。

命を守るため、緊急時に素早く冷静な行動がとれるよう、災害時の対応を覚えておきましょう!