こんにちは📸河原医療大学校です!
看護学科3年生が、松山赤十字病院から専門の看護師2人を講師に招いて、
救護活動の演習を行いました!
授業の前半では、三角巾やタオルなどを用いた応急処置について学びます。


タオルと副子を用いて、応急処置を施します。
副子は、損傷のある関節を覆う長さのものを、タオルは、副子が平行になるように、
厚みを調節するように添えます。これが中々難しそう💦
そして後半ではいよいよ、要救助者チームと救護チームに分かれて演習を行います🙋♂️
前半の授業で学んだ内容を生かし、演習に臨みました💪
▼要救助者チーム
(作り物ですが、リアルなケガの状態を再現しています。苦手な人はこの先はご注意ください)
怪我の状態を再現するため、装具を身に着けます。
1人1人、ケガの度合いだけでなく、性別、年齢、家族などの設定が付与されています。
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▼救急チーム⛑️
一方、救護チームは、各エリアの配置や人数、記録係の動きなど、現場を回す作戦を立てます。

避難所までの動線など、様々なことを考慮しながら、エリアの配置を決めます。

準備が整ったら、いよいよ演習開始です!

次々にけが人が救護所を訪れます。
中には、災害の恐怖によって精神的に不安定な方や、家族とはぐれてしまった方などもいます💦
そんな中、救護チームは、可能な限り1人1人に寄り添い、声を掛け続けていました。

患者の状態を迅速に評価し、治療の優先順位を決定することを「トリアージ」と言います。
特に、医療資源が限られた災害現場では重要視されています。
救護所入口すぐの場所でトリアージを行い、必要な治療の程度を判断し、各エリアに搬送します。

搬送されたのちに、時間経過によって状態が変化することも考えられるため、
各エリアにて二次トリアージを行います。

一通り終了したら、振り返りです。

2回目の演習は、チームの役割を入れ替えて行います。
自分たちが要救助者として経験したことを踏まえ、各エリアの人数や場所について再び策を講じます。
演習ではありましたが、緊迫感がこちらまで伝わってきました!
災害は突然やってくるものです。
命を守るため、緊急時に素早く冷静な行動がとれるよう、災害時の対応を覚えておきましょう!