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2012.06.26看護学科

小児看護学領域 キワニスドールを使ったプレパレーションの授業が行われました

今回は、看護学科の講義(学内実習)の様子を皆様にお伝えします!

先日、看護学科3年生の「小児看護学」の一環として、

キワニスドールを使用したプレパレーションの学内実習が行われました。

☆「キワニスドール」とは??

キワニスドールは、無地の白布と綿を使い、目鼻や装飾を一切省いて作られた、シンプルな人形ですが、

医療関係者と小児患者さんとのコミュニケーションツールに使われたり、幼い患者さんの心の支えとなったりする

特別な意味を持った人形です。

用途に応じて、服や髪の毛を取り付け、顔の部分に似顔絵を描きます。

子供の患者さん自身に、自由に絵を描いてもらうこともあります。

☆小児看護における「プレパレーション」とは??

プレパレーション(preparation)は、英語で「準備」と訳され、子供に対して治療内容などを

分かりやすく伝えてあげることにより、不安や恐怖心を少しでも取り除いてあげることをいいます。

今回の実習では、看護師が実際に患児に対して、検査や治療内容の説明を行っている状況を想定し、

班に分かれてロールプレイングを行いました。

キワニスドールを使って、 病状を説明する場面です。

子供にとって親しみやすい人形を使って、わかりやすく説明しています。

こちらは、注射をする際に、キワニスドールを使って説明を行う場面です。

子供の前で実際に注射の手順を演じることで、恐怖を和らげます。

上記の他にも、各班がそれぞれ、工夫を凝らしたプレパレーションを行っていました。

今回学んだ知識や技術は、後期の「小児看護学実習」において、

実際に患児と接する現場で、活かされることになります。