先日、看護学科3年生の「小児看護学」の一環として、今年もプレパレーションの学内実習が行われました!
小児看護とは『0歳の赤ちゃんから思春期の子ども』までを対象としている分野です。
医療機関、特に病院で小児看護の対象となるのは、病気の子どもたちです。
通院・入院している子どもたちの、症状は様々で風邪・喘息・骨折・小児がん・白血病・小児糖尿病など、多岐に渡っています。0歳の乳幼児と15歳の中学生への対応や処置は異なるので小児の成長と疾病の状況、家庭との関わり等をしっかりと見据えて病気や怪我の看護を提供することが大切です。
その為、看護科では様々な場面に合わせた学びを座学+実習で行っていきます。
治療や検査、手術などの処置に関する内容や目的などの事柄を、医療行為を受ける子どもに説明することを言います。
⇒自分が受ける医療行為について、子どもが十分に理解することに繋げられるだけではなく、
自身が自分の受ける医療行為について学び、納得して受け入れようとする対処能力を身につけられるのも、プレパレーションを行う有用性を示す1つの例です。
プレパレーション用の人形を取り入れる方法もあり、人形を使って説明することによって、分かりやすくなるだけではなく心を安定させて安心させる効果もあります😊
今回はその様子をご紹介📹✨
看護師が実際に患児に対して、検査や治療内容の説明を行って
いる状況を想定して、班に分かれてロールプレイングを行いました。
↑使用しますよ★
↑設定や、処置方法、準備ももちろん全て学生が1から行います!
↑人形を使って症状の説明をします、伝わりやすくなると同時に安心できます。
↑注射の手順を人形で演じたり、実際に行う治療を見せてあげることで、恐怖心を和らげることができます。
各班がそれぞれに工夫を凝らしたプレパレーションを行うことができました。
各班終わるたびに、学生同士で質問を行ったり、再度知識確認を行ったり・・・
ただ、実習をして終わりではなく、1つ1つの時間を大事に、次に繋げる学びを
徹底的に行っています!
今回学んだ知識や技術を今後にも活かしてくださいね😳★
3年生のみなさん、お疲れ様でした!