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学科ブログ

SCHOOL BLOG
2013.09.06速報!内定者

看護学科 上門 美津樹さん

看護学科

上門 美津樹さん(与勝高校出身)

東京都立墨東病院  内定

企業分析のポイント

 私は将来、救命救急室で働きたいという強い思いがあったため、患者搬送数の多い東京都立墨東病院を選びました。3年生の夏に病院にお願いし、インターシップに行きました。その時、救命救急センターのICUや外来を見学し、職場環境を見ることができました。救命救急といえば、救命が優先されるため忙しく、プライバシーなど関係ないというイメージでしたが、その病院は意識のない患者さんに対しても声かけをし、肌の露出を少なくするなどプライバシーの保護をしていました。看護師達は皆、患者さんの尊厳を守る看護に努めており、とても理想とした看護を実践していて魅力的でした。そして、4年生の4月に病院説明会にも行き、「安全で質の高い医療を東京都民に提供する」という理念に感銘を受け、また新人看護師の研修制度も充実しているという事を聞き、一人前の看護師になるために、十分学ぶことができると思いました。就職活動するならインターシップや病院説明会に参加し、病院の理念・教育体制・職場環境や実際に病院の職員と話をし、理想とする看護ができる場所か見極めることが大切だと思います。

自分の強み、PRポイント

 自分の強みとしては、やりたいと思ったことはやり通すこと、責任感が強い事だと思います。

自分が成長したなと思う点

 私は沖縄出身です。その地元沖縄を離れてこの学校に入学し、親に迷惑をかけないように勉強も生活も両立しながら頑張ってきました。そのおかげで自立できるようになりました。自己を成長させるためには学校の先生方、実習先の看護師、アルバイトで出会った人達から刺激を受け、考え方をプラス志向にしていくことが重要だと思います。

就職活動で頑張ったと思うこと

 就職試験が実習の最中だったこともあり、実習場所である程度記録をし、学校に帰ったら毎日20時まで残り、教員から面接シート・履歴書等の指導を受け、訂正をし、面接・小論文の書き方の練習をしていました。実習と就職活動を両立することがポイントだと思います。

内定を取れた要因は

 面接では面接官に対して笑顔で自然体・冷静・素直に答え、相手になぜこの病院で働きたいか伝えることができたからだと思います。正直、実習中という事もあり、面接の練習は3回、過去問の小論文を1回しか練習できませんでした。不安でしたが、小論文も面接も自分がこの病院で働きたい・学びたい理由等を明確にして取り組んだ事が内定を取れた要因だと思います。

就職活動する学生にアドバイス

 就職活動する時、どこの病院にしようか迷うかと思います。そんな時、行きたい診療科が明確でなくても気になる病院のインターシップ、病院説明会に参加し、その職場環境が自分に合うかどうか見極める事が大切だと思います。実際に私は、東京で内定が決まっている東京都立墨東病院と謀大学病院、沖縄の謀病院に行きました。その中で、自分が理想としている職場を探していきました。

 就職試験は病院によって様々ですが、面接・小論文・筆記試験は今までの学習が活かせると思います。実際に面接では「感染予防としてあなたは日ごろどのようなことをしていますか。」と聞かれました。専門職であるからこそ知識・技術は求められます。だからこそ、今行っている授業や実習は自分の看護師としての基礎をつくるためにも大切なのです。今の学校生活・授業・実習の時間を有効に、勉学に励んでください。